石膏デッサンなんぞいらない?

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石膏デッサンなんぞいらない?

石膏デッサンなんぞいらない?

以下、要約ですが、アンチ石膏デッサン派の方から、
こんなご意見を頂きました。

>石膏デッサンは、アメリカやヨーロッパの入試では無い。
>本場では石膏デッサンが不要なのだと気づいたのだ。
>日本人がまだ石膏デッサンに固執するのは、
>ヨーロッパの古い伝統に毒されているのである。

まず、石膏デッサンがアメリカやヨーロッパに無い訳ではありません。入試科目にないというだけで、また強制されないというだけで、自主的に石膏デッサンをやっている人は沢山います。モチーフは自由に選んで良いという点で、日本よりオリジナリティが重視されているし、日本のように「石膏デッサン至上主義」的でないことは確かで、その点は学ぶべきところは多いですね。ブルータスやラオコーンといった日本では定番の石膏像ですが、欧米ではそういった定番とされている石膏像は無く、その意味でもオリジナリティ重視という点が素晴らしいと思います。

私も、日本の美術教育が(石膏)デッサン至上主義的であるという点は、その通りだと思ってますし、改善の余地は沢山あると思っています。ですが、飽くまで問題なのは「至上主義」であって、石膏デッサン自体が無意味なものであるということではないと理解しています。モチーフの色彩を排除して陰影を学ぶということは、それなりに意義のあることです。

石膏デッサンによって養いえる能力もあるということを認めた上で、そればかりに偏ることのないように、色々な訓練法から描き手が選択できるような欧米のシステムから学ぶと良いと思いますね。

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