イラストレーターの売り込み(1)前編

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イラストレーターの売り込み(1)前編

先日、とあるイラストレーターのマネージメントをしている会社にポートフォリオを持参し、売り込みに行ってきました。ここは、この業界ではちょっと知られているらしいところなので気合を入れていきました。

1000人以上のイラストレーターが登録されているとのことでした。ということは、タッチの豊富さを売りにしても無意味だろうと悟りました。

なので、得意分野の絵だけを持っていこうかと思ったのですが、やはり私はまだまだキャリアが浅いので、今まで描いた色々なタッチのものも含めてファイリングしていきました。

私は、今は色々なテイストのイラストを描いています。結構苦手な絵にも挑戦していて、気づいたら、割とタッチは増えてきています。いずれは自分なりの確立された絵柄を売りにした絵描きになるつもりではあるのですが、今は勉強のために、色々な絵柄やモチーフにも挑戦しています。

実際に、凄く勉強になっていますし、引き出しも増えました。そしてそれ以上に、普段書いてない絵柄で描くのは、実は割と新鮮で楽しかったりもするのです。

こんな感じで、色々な絵柄を描いていくのは、食べていくために必要と言うだけではなく、勉強のため、或いは単純に楽しいから・・・というのもあるのです。

ということで、上記のように様々な絵柄を持っていって見てもらったのですが、やはり思ったとおりの反応でした。絵柄が沢山ある必要はないけど、勉強のために色々挑戦するのは良いことだと言ってもらえました。そして、面白い世界観を持っているね〜という割と好感触な反応も頂けました。お世辞も混じっているでしょうが、素直に喜んでおくことにします。

あと、絵柄(タッチ)の何でも屋である必要はないが、モチーフ(題材)の何でも屋の方が、ここでは求められるそうです。これは以前、デッサンのエントリーで私も述べたところですが、男性も女性も子どもも大人もお年よりも、風景も建物も乗り物も、動物も魚も、全て高いクオリティで描けるようなタイプのイラストレーター。というか、これって当たり前過ぎるのかもしれません。ですが、殆どのイラストレーターはこれが出来ません。これが出来た上での個性なりタッチなりなのかもしれませんね。そして、これは私も目指しているところですが、まだまだだという自覚はあります。

とにかく私が嫌なのは、女性だけとか車だけ猫のキャラクターだけとかしか描けない(描かない)タイプのイラストレーター。あれにはなりたくないんです。【一点豪華主義】というポジティブな見方も出来ますし、実際そういうタイプのイラストレーターで、ちょっと良いなと思うことは結構あるんです。

でも、すぐに飽きます。何故なら、どの絵を見ても殆ど同じに見えてしまうのですね。同じ人が同じモチーフを何枚かいてもやっぱり同じ・・・ってことが多いんです。だから、この手の絵描きで、1年以上好きだったためしがありません。

逆に、鳥山明さんだとかノーマンロックウェルは、とにかくなんでも描けますし、描きます。でも、「何でも屋」といった印象は全くありませんね。確立した絵柄・世界観を持っています。そういったタイプの人の絵は全然飽きませんし、何でもかけるので、色々な展開が可能になり、単純に絵柄やモチーフというレベルじゃなく、飽きさせないストーリーのある絵を描かれます。

話が逸れました・・・そして長くなったので次回へ続きます。