鉛筆デッサンと木炭デッサンの違い

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鉛筆デッサンと木炭デッサンの違い

以前にも少し述べたことですが、今回は鉛筆デッサンと木炭デッサンの違いについて書いてみたいと思います。両者の特性を活かし、練習されると良いと思います。

まず、鉛筆デッサンというのはクロスハッチングという手法を使い線で描く、木炭デッサンは塗りの手法で面で描くというのが違いの一つとなります。クロスハッチングとは、線を掛け合わせることで濃淡を表します。また線の方向性により面を形作ることが出来ます。ですから、表現の幅は広いと言えますね。一方で木炭は、「塗り」で面を構成します。ですから線の方向性で面を表現することは出来ないため、濃淡で面を表現しなくてはなりません。ですが、木炭は濃淡の幅は鉛筆よりも圧倒的に広いので、非常に明快なデッサンが描けますし、色々な効果を使って絵的にも雰囲気のあるものに仕上げることができます。指や布の押さえ方により、面を作ることが出来、実際には面取りという表現としては、木炭の方が鉛筆より向いているように私は感じます。ただ、これは一概には言えず、鉛筆の方が面が取りやすいという人もいます。

また、鉛筆デッサンの場合は、鉛筆を掛け合わせることにより、薄い色から濃い色へという順番で色を作っていくわけですが、木炭はその工程が逆になります。木炭の場合は、濃い色を先に載せて、そこから色を落とすことで薄い色や中間色を作っていきます。ですから、一方ばかりしかやったことがない人ですと、最初は戸惑うかもしれませんね。ですが、根幹部分でのデッサンの考え方は一緒ですので、基本さえマスターしておけば、画材に慣れればどちらでも力がある人は描けると言えるでしょう。