イラストレーターになるための道具

運営者情報
イラストレーターになるために必要なデッサン力やパース関連の話から、CG講座などを考えています。イラストレーションを描くために必要な道具類の紹介と解説、またフォトショップやイラストレーターなどのソフトのお話、そして美大・芸大・専門学校等の学校選びまで、イラストレーションに関する様々な情報を、自分の勉強という意味も含めて配信していきます。
イラストレーター直伝!イラストレーション・CG講座トップ > イラストレーターになるための道具
メニュー:イラストレーターになるための道具:目次
  • 3DCGのソフト選び
  • 鉛筆デッサンと木炭デッサンの違い
  • 鉛筆デッサンの基本
  • デッサンに使っている鉛筆
  • トレース台の選び方
  • トレース台の用途
  • MacかWindowsか?イラストレーションに相応しいOS

3DCGのソフト選び

3DCGのソフト選びです。ゲーム会社に就職したい人もそうですが、最近ではアニメ会社にも取り入れられたりしますし、また、普通のイラストでも配置やパースなどの研究のために取り入れられているところも多いです。私も複雑なパースや建物が密集しているイラストレーションを描く際には、簡単に3Dでオブジェクトを作って配置してそれを参考にしたり、時にはトレースしたりすることもあります。上手に使えば、いろいろな面で有用なのが3Dのソフトです。

私はいくつかソフトを使いましたが、最もモデリングがしやすいと感じるのは、Lightwaveですね。3DCGに必要な機能はほぼ揃えられていますし、非常にオーソドックスなインターフェイスで初心者向きだと思います。

またゲームの開発などによく使われているMayaも使ってみました。これもモデリングはやりやすいですし、オブジェクトのグループ化の機能はLightwaveよりも優れていて使いやすいです。ただ、レンダリング画像がちょっと冷たい感じを受けます。Lightwaveのレンダリング画像は温かみがあって、味がある気がします。その点で私はやはり、特に理由がない場合はLightwaveが良いかなと思いますね。

また、ちょっと特殊な3DソフトにShadeがあります。これは一般的な3Dソフトと違ってベジェ曲線を使ってモデリングをします。通常の3Dソフトを使い慣れている人には取っ付きにくいと思いますが、これはこれで、場合によってはモデリングがしやすいケースも多々あります。また、このShadeは、レンダリング画像がLightwaveとは違った意味で凄く美しいです。温かみは無い分洗練された美しさがありますね。建物や車等の人工物の画像が欲しい場合はShadeで制作すると非常に美しい仕上がりが期待出来ます。実際に、建築パースの分野では、Shadeはかなり人気が高いです。

3DCGソフトは以前は、100万円以上もする高価なものが沢山ありましたが、現在は10万円を切るものも多く敷居は低くなってきています。

以上、他にも3Dソフトがありますが、今回はこの3つの紹介にしておきます。また機会があれば、3Dソフトもご紹介していきますね。

鉛筆デッサンと木炭デッサンの違い

以前にも少し述べたことですが、今回は鉛筆デッサンと木炭デッサンの違いについて書いてみたいと思います。両者の特性を活かし、練習されると良いと思います。

まず、鉛筆デッサンというのはクロスハッチングという手法を使い線で描く、木炭デッサンは塗りの手法で面で描くというのが違いの一つとなります。クロスハッチングとは、線を掛け合わせることで濃淡を表します。また線の方向性により面を形作ることが出来ます。ですから、表現の幅は広いと言えますね。一方で木炭は、「塗り」で面を構成します。ですから線の方向性で面を表現することは出来ないため、濃淡で面を表現しなくてはなりません。ですが、木炭は濃淡の幅は鉛筆よりも圧倒的に広いので、非常に明快なデッサンが描けますし、色々な効果を使って絵的にも雰囲気のあるものに仕上げることができます。指や布の押さえ方により、面を作ることが出来、実際には面取りという表現としては、木炭の方が鉛筆より向いているように私は感じます。ただ、これは一概には言えず、鉛筆の方が面が取りやすいという人もいます。

また、鉛筆デッサンの場合は、鉛筆を掛け合わせることにより、薄い色から濃い色へという順番で色を作っていくわけですが、木炭はその工程が逆になります。木炭の場合は、濃い色を先に載せて、そこから色を落とすことで薄い色や中間色を作っていきます。ですから、一方ばかりしかやったことがない人ですと、最初は戸惑うかもしれませんね。ですが、根幹部分でのデッサンの考え方は一緒ですので、基本さえマスターしておけば、画材に慣れればどちらでも力がある人は描けると言えるでしょう。


鉛筆デッサンの基本

鉛筆デッサンとは、デッサンを始める際、最も最初に行うものだと思います。必要なものとしては、鉛筆4H〜6Bまで、練りゴム、画用紙ですね。鉛筆に関しては別のエントリーでも述べましたが、最初はリーズナブルなUniあたりで良いでしょう。練りゴムは、柔らかいものが良いです。BUNNYあたりで良いでしょう。画用紙は何でも良いのですが、目が粗すぎないものが最初は良いですね。ケント紙は、つるつるしていているので誤魔化しが効かない分、実力がダイレクトに出るので、練習としてはいいかもしれません。

鉛筆デッサンですが、進める手順としては、形をとってから中身を描くというのが、最もポピュラーです。しかし、指導者によっては、最初から輪郭の形をとることはしないスタイルを進める人もいます。デッサンの本質としては、輪郭をキレイに取れるようになるよりも、内部の量感や骨組みをしっかりと見抜くことですから、そちらを形作ってから、輪郭が浮かび上がっていくような描き方が望ましいとされるからですね。

木炭デッサンの場合ですと、内部から形を作っていって、だんだんと輪郭が浮かび上がってくるような描き方は、非常に向いています。木炭という画材が、消したり描いたりしやすいという特性上、それが非常にやりやすいのです。

しかし、鉛筆デッサンの場合、木炭ほど、その描いたり消したりを繰り返すのは難しいんですよね。ですから、余程内部から入っても輪郭をとれるほどの画力がある人で無い限り、中身から描くのは難易度が高いんです。骨格のとり方をミスると後で取り返しのつかないことになりますからね・・・。ですから、鉛筆デッサンの場合は、輪郭からとって中身を描くというスタイルでも問題ないと私は個人的に考えていますし、そう指導している先生も結構います。特に、イラストレーターになる場合であれば、そこまでアカデミックなデッサンにこだわる必要は無いと思いますので、先に輪郭の形をある程度とってから、内部を描くというスタイルでも問題ないと思います。但し、輪郭から入る場合でも、ちゃんと中身への意識は持っておくことは大事です。

以上、鉛筆デッサンについて語ってみました。まだまだ描きたいことはあるのですが、それはまたの機会に譲ろうと思います。

デッサンに使っている鉛筆

鉛筆というのは、私たちにとって、最も身近な描くための道具ですよね。非常に表現力の幅の広い画材であり、絵を学び始める時も、多くの場合この鉛筆という画材から入ることは多いと思います。今回は、鉛筆デッサンについて、語ってみたいと思います。

とりあえず、私が使っている画材を御紹介いたします。最も主力として使っているのは、三菱鉛筆のHi-Uniです。主にF、4H〜6Bまで使っています。ちなみにイラストの輪郭線を清書する時はFかHBかBあたりが良いですね。柔らかくて、温かみのある線が描けますので、重宝しています。色はやや赤みがかった感じになります。一つしたのクラスのUniでも特にそれ程違いは無いと思います。ただ、Hi-Uniよりちょっと折れやすいかな?

そして、補助的に使っているのは、ステッドラーです。こちらは製図などに用いられることが多いため、芯が固めです。細くて固い線を引きたい場合に使っています。やや青みがかった仕上がりになりますね。これも4H〜6Bまで使っています。

ちなみに真の固さとしては、4Hが最も固く、6Bが最も柔らかいです。Fは、HとHBの間の固さとなります。

主に上記を使っています。どこの画材店でも手に入るポピュラーなものですし、値段もそれ程高いものではありませんから、入門用として取り揃えておくことをお奨めいたします。それほどこだわりが無いのであれば、Uniあたりで十分だと思います。

トレース台の選び方

トレース台というのは様々な種類があり、その性能もピンキリです。価格にも幅があって、初めてご購入の方は、何を選んで良いのか分からないかもしれません。

そこで、私なりに簡単にトレース台選びの基準を書いてみます。是非参考にされて下さい。
選ぶ基準としては、下記になります。

1.照明の明るさ
2.光源の種類
3.照明面のサイズ
4.厚さ
5.蛍光管の取替え
6.カッティングマットの有無

ご購入前に、上記の項目をチェックすると良いでしょう。

まず1の照明ですが、照明が明るすぎると目が痛くて大変ですし、逆に暗すぎると上手く透けてくれません。明るすぎる場合は、紙を1枚敷いて調節も可能です。

2.に関しては、通常の蛍光ランプ(蛍光管)でも良いのですが、ちらつきが少ないインバータータイプもありますので、ご予算の都合でご検討下さい。

3.照明面のサイズは、大きいほど広い用途に使えますが、場所もとりますし、その分値段も高くなります。その辺りも加味して、ご自分の用途に最適なものを選ぶと良いでしょう。通常はA4〜B4辺りで大丈夫だと思います。

4.厚みに関しては、普通は薄ければ薄いほど良いです。机の高さも変わらないので、普段の使用感と近い感覚で描けるからですね。分厚いと机の高さが変わるので、ちょっと書きにくくなると思います。また、傾斜をつけている商品も多く、その傾斜の角度も商品によって微妙に違うので、その辺りも気をつけましょう。

5.蛍光管の取替えが簡単に出来るものをが良いですね。最近のヤツは、蛍光管の取替えもしやすいものが多いようです。

6.カッティングマットが付属していると、用途によってはかなり重宝します。最初から付属しているものもあれば、別途購入し、貼り付けるものもありますね。ご使用の場合はこの点もご購入の際、確認すると良いでしょう。

以上、トレース台選びの基準を簡単に説明してみました。

アート、芸術全般 - livedoor Blog 共通テーマ

トレース台の用途

トレース台とは、下から光をあてて、原稿を透かすことによりトレース(写し描き)を可能とした道具であり、昔から多くのイラストレーターやアニメーター等の絵描きに愛用されている道具です。

呼び名は「トレース台」以外にも、ライトボックス、トレースボックス(トレスボックス)、ライトテーブル、ライトトレーサー、トレーサー、ビュアー、透視台等と、様々な呼び名をされています。

デジタルが主流となった現在においても、アニメ制作、イラスト制作、コミック(漫画)制作から同人誌制作に至るまで、絵を描く多くの職業の人にとっては欠かす事の出来ないアイテムとなっています。

用途も幅が広いです。まず、「クリンナップ」と呼ばれる作業を行う際に使われます。「クリンナップ」とは、下書きのラフな線を、鉛筆で綺麗に整った線に清書(トレース)する作業のことで、主にアニメ制作に使われている技術でしたが、今では漫画のペン入れも、この鉛筆でのクリンナップで行われることも多いのです。またイラストレーションの世界でも、ペン入れを、このクリンナップで行っている人も多数います。デジタルの線よりも味を出しやすいからです。

また、リアルなイラストレーションを描く際に、元となる写真をトレースして形を抽出する際にも、このトレース台は愛用されています。

さらに、イラストレーションやアニメーションの現場では、人物と背景を別々に描かなければならないことも多いのです。その際に、このトレース台を使って背景と人物を別々のかみに描いていったりするのですね。

また、写真家などの方が、撮影したネガやポジを並べて下から光を当ててよく見えるようにする道具としても使われています。この場合は「ビュアー」「透写台」などと呼ばれるようです。

以上のような用途でトレース台は使われています。

アート、芸術全般 - livedoor Blog 共通テーマ

MacかWindowsか?イラストレーションに相応しいOS

現在、イラストレーターとして仕事をすると考えた場合、余程特殊技能をお持ちでない限りは、デジタルソフトを使いこなすことは、最早当たり前とされています。

殆ど全てのクライアントはデジタル納品でお願いしてくるでしょう。ですから、イラストレーターになるにあたっては、デジタルを使いこなせるようになることは、一部の例外を除いて、必須技能と言えると思います。

ハードウェアに関しては、MacintoshとWindows、どちらを選べばいいか悩む人も多いようです。以前は、クリエイティブ業界ではMacintosh(通称:Mac)が主流でしたが、現在では、MacとWinどちらでも殆ど大差はないです。印刷業界ではまだややMacが主流ですが、Windowsで作ったデータでも殆どの場合納品可能ですから、Windowsを使っていても問題は無いでしょう。

逆にWeb業界においてはWindowsの方が主流となっています。それはWEB業界の特徴を少し考えれば分かることで、WEBを閲覧しているユーザーの9割以上はWINDOWSであることが大きいと言えます。

あと、3DCGにおいても、WINDOWSが主流であり、Macでは使えないソフトも多いです。

上記のような業界の事情を考慮された上で、WindowsにするかMacにするか考えると良いでしょう。

イラスト&CG - livedoor Blog 共通テーマ